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多数のグループ会社を持つお客様にてITシステムを効率的に利用するため、グループ全体で共同利用するというプロジェクトが立ち上がり、弊社はそのPMOメンバーとして参加いたしました。 PMOは親会社を含めたグループ全体の橋渡し役でもありました。グループ会社の既存ITシステムと移行先である共同利用システム双方の技術的な整合性や、双方で40名ほどのシステム担当者の取りまとめ、運用体制の調整のほか、税務・法務的な観点をクリアする業務フローなど、担当した整理事項は広範囲におよびました。 300人弱が所属するグループ会社様の場合には、メール、インターネットアクセス、ファイルサーバやクライアントPCまで業務に必須の環境を共同利用することになり、4か月ほどで整理を行って、既存環境から支障なく移行することができました。運用面を考慮した体制・手順を作成していたため、その後も大過なくシステム利用を提供し続けることができています。